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kaiカフェ(仮称)オープンへの道⑥

地鎮祭から、はや一ヶ月。

本日は「上棟式」

昨日から骨組みの資材を搬入して、今朝早くから、大工さん、クレーン運転、ガードマンなど総勢9名での作業。

クレーンで資材を吊り、棟梁が指示をだして、柱や梁を組み立てて行きます。その一本一本には番号が打たれていて、それで設置する場所が分かるんでしょう。

しかし無数にある資材を、段取りよく間違うことなく(当たり前?)決まった場所に設置して手際よくボルトで締めます。

組み立てだしたら速いですと言ってましたが、ほぼ一日で組立作業は完了です。

そして、夕方5時ごろから上棟式の始まり。

組み立てられた、kai邸のてっぺんまで梯子で上り、そこに工務店が用意した大きな札みたいな物を取り付けます。Imgp44901

お供えに、鯛と海の幸、山の幸、そして塩、米、酒も上に運んで、そこで儀式を行います。

てっぺんには、娘婿も上っていっしょに儀式を行いました。

一番上にある梁の上に、塩を一掴み置いて、その上に米を一掴み、その上に酒をかけます。これを一人三回。

工務店の同級生、私、娘婿の順で行いました。でも場所が高い事もあるし、夕方やし、寒くて寒くて・・

その後、同級生が口上を読み上げます。古い巻物を出して、読み上げていました。聞くと、これは祖父が作ったらしいです。見ても漢字ばかりで、仮名はうってますがとても読めるものではないです。

儀式は20分ほどで終わりましたが、こういった節目に儀式を行う事で、また気持ちも引き締まりますね。Imgp4496

上棟式とは?

「建物骨組みの完成を感謝するとともに工事の無事完成を祈り、建主が催し、職人を慰労する式で、夕方から始めます。
参加者は建主の関係者(家族、親戚、友人、ご近所など)・建築士・工事関係者です。
地域によって、宴会の料理や飲み物、祭事については省略する場合もありますので、建築会社と相談しましょう。」

昔は、上棟式の後は関係者で酒も飲んだらしいですが、皆さん車で来ていることもあって、最近は省略する事が多いらしいです。

でも、何もしないと言うのも失礼になるし、寿司と紅白饅頭を用意して、今日作業してくださった9名の方に、これからの作業をヨロシクという気持ちを込めて一人一人に手渡しました。

後で、嫁さんから聞いた話なんですが、

大工棟梁は、

上棟式を行っているときに、車から缶ビールを取り出して、上を見上げながら、ビールを一口だけ飲んだらしいです。

この棟梁なりのこだわりがあるんでしょう。これから大工仕事が始まる一つのけじめなんでしょうか。この話を聞いたときに職人の心意気を感じました。

なら自分もと、

仏壇の前に今日のお供え物を置いて、こだわってみました。

まんまんちゃん!

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コメント

初めまして
宮内貴久と言います。大学で民俗学を教えています。特に大工が所蔵している巻物に興味を持っており、ブログを拝見して、興味を持って書き込みました。
色々、教えてもらえれば幸いです。

宮 内 貴 久

お茶の水女子大学大学院
 人間文化創成科学研究科 文化科学系研究院 准教授
  生活科学部 生活文化学講座 民俗学研究室
〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
TEL/FAX 03-5978-5797
mail miyauchi.takahisa@ocha.ac.jp
http://www.aesthe.ocha.ac.jp/profs/miyauchi/

投稿: 宮内貴久 | 2011年6月29日 (水) 11:52

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